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「私、あなた見たいな男性はタイプでしてよ。今なら私の専属の執事にさせてあげても宜しくてよ」
「なっ、しっ執事って俺は―」
「生憎だけど、裄戸はあたしの下僕だからよ。」
「杏華!って何いぃ!?」
「あら、許婚がいたの。残念ですわ。後少しで、"ドラゴン"を私のペットにできたのに」
冷たく、威圧を感じる鋭い視線。
背筋が凍り付く感覚がした。
「お前・・・・・・何なんだ!」
「皆様ご存知の筈よ。来なさい!リロード!」
まといの足元から二つの魔法陣表れ一つになる。
だがその魔法陣は見る見るうちに巨大化していく。
「なっ・・・・・・」
「これが私のソウルキッド、デイタラボッチですわよ!!」
「デイタラボッチ・・・・・・こいつが・・・・・・!!」
深緑の巨体。有に30mはある。
赭き目には殺意も感じられる。
そのソウルキッドは今まで見たこともない力を姿で表していた。
「さぁ、ひざまつきなさい」
第23話『飛鳥-デイタラボッチ-』END
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