第1章

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プルルル… プルルル… 電話がなった 「もしもし…」 寝ぼけた声で電話にでた 「お前いつまで寝てるんだよ。早く起きて就活しろよ」 あきらだった 「まだ12時じゃん」 「もう12時だよ。早く起きて職安にでもいってこいよ。いつまで家でダラダラするつもりだよ」 「うるさいなぁ。 今就職難だから仕方ないじゃん」 「そんなの理由になるか!」 毎日こんな事の繰り返しで、口うるさいあきらにイライラしていた 仕事をやめて一か月 色々面接に行ったけど、いっこうに合格の連絡はこなかった 接客業の経験しかなく、何の資格も持ってない私にオフィスワークが出来るわけない パソコンすらまともに出来ないのに あきらにゆわれるまま事務職の面接を受けたけど、私には向いてない事くらい一番自分がわかってるよ だから1つだけあきらにナイショでライブバーの面接を受けていた
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