ちょっとだけ その後の永遠

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「うわぁ、なにげに美保が運転するのに乗るの初めてだから怖ぇよ」 「もう一年も運転してんだからちょっとは安心してよね!」 「はーい」 新一は窓を開けた。 「やっぱ地元だよなー」 「落ち着く?」 「すごくね、だって東京だとなんか時間経つの早いんだよなぁ」 「その分成長するんじゃないの?」 「そうだね、でもやっぱ帰って来る場所があるっていいよ」 「あたしは地元離れるとか考えらんないもん」 二人の乗る車はサンクスに到着した。
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