0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
「ギャンブルで一発当ててなんちゃって」
「もぉーアキオはそんなんだからダメなんだよ」
頬を膨らましユメカは拗ねた感じで言った
「ジョーダンだよ!怒るなって!なぁ」
ユメカの首に手を廻しキスをする素振りをして
「ごめんな」
ユメカはその手を振り払い
「もぉ知らないから!」
アキオはユメカの正面に行き、手を合わせ
「ごめんね。そんな事で怒るなよ~」
そうやって2人は駅へと向かった
こんな幸せな日々がまさかあの小説のせいで歯車が狂い始めるとは誰にも判らなかった、アキオでさえも『運命』という名の小説が開き始めた…
最初のコメントを投稿しよう!