ありさ・葵の退院日

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先「安田さんにも居るじゃないですか(笑)」 安「あんな馬鹿をこのお方と一緒にしたら先生…死刑ですよ(苦笑)」 先「…」 あ「さぁ、帰ろうっか…」 晃「荷物はこれだけ?」 綾「葵も?」 葵「荷物は宅配で送ったから…今日は綾達に頼らないって決めてたから… 晃「先生…今日までお世話になりました。」 晃がお礼を言うと、綾やありさ達は頭を下げで外に出た ーーーーーー ーーーー ーー あ「つっ疲れた…(涙)」 葵「本当に…なんでマスコミが増えてたんだ?」 綾「たっ多分だけど…俺達が来たからだと思う…」 あ「マジ有り得ない…。半日でどっと疲れが出た…」 葵「本当に…っか…子ども部屋…凄いね…」 子ども部屋には、五人が一緒に寝れる、巨大なベビーベットがあり、部屋の中心には五台の吊りかけ揺りかごがあった。 あ「…凄い」 葵「凄く可愛いけど…」 晃「母さんの趣味だから…嫌なら全て作り直してもいいぞ」 あ「勿体無い!普通に可愛いからいいの(笑)ねっ葵(笑)」 葵「もち(笑)初めはびっくりしたけど…ね」 綾「そう?もっと凄いことになりそうだったんだよ…(苦笑)」 晃「俺らが止めたんだよ…」 綾「うんうん」 あ・葵「……(苦笑)」 綾「これから、ここで子育てをよろしくお願いしますね(笑)」 葵「綾も手伝ってくれるんでしょ(笑)」 綾「……」 あ「晃も(笑)」 晃「……」 あ・葵「……?」 葵「綾?手伝ってくれるんでしょ?」 あ「晃もはっきり言って」 晃「あのな…」 綾「実は…」 二人は気まずそうな顔で見つめあった。
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