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晃「待って貰ってたんだよ…3ヶ月…」
あ・葵「えっ?」
綾「本当は、3ヶ月前位に決まってたんだけど、出産が早まる可能性もあったし…ドタバタしてたから、伸ばして貰ったんだよ…せめて無事出産して家に戻るまで待ってくれって…」
葵「そうだったんだ…」
綾「それとなく、葵には単身赴任の話したと思うんだが?」
葵「えっ!何時?」
綾「車の免許取って少ししてから、もしかしたら、ちょっと出張になるかもって」
葵「全く知らない(笑)」
晃「ありさにも言ってあったけど…」
あ「覚えているわけないじゃないの、そんな大事な仕事ならちゃんと言って頂戴。」
晃「話たら泣いてたじゃん」
あ「もっもしかしてあの時?」
ありさは何かを思い出した。
晃「そう、あの時!」
あ「…。葵…私晃から聞いたわ…で私が我が儘言ったのよ…」
葵・綾「えっ?」
あ「確かあれは…」
ありさは語り出した。
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