2508人が本棚に入れています
本棚に追加
/456ページ
それから、用意の出来た俺ら4人は千葉さんの言う河原の桜がある場所へと向かった。
真人)「……(そう言えば…ここの河原…後少し行ったら…)」
《キィィン!》
『ワーワー!』
少しすると、河原にある少年野球のグラウンドが見えて来た。
悠聖)「おっ、少年野球か~…懐かしいな」
遼)「そうだな」
悠聖と遼はそう言ってグラウンドの方を見る。
春希)「ぁ……」
すると、俺と手を繋いでいた春希がふとグラウンドの方を見て声を漏らした。
真人)「どうしたの?」
春希)「…壱也君…」
春希はそう言ってグラウンドを指差す。
?)「――…っ!」
その先には、ピッチャーの男の子がいた。
真人)「友達?」
春希)「ううん…名前だけ知ってるの…春日 壱也(カスガ イチヤ)君って言うの」
真人)「春日君か…」
俺は春希の言うその男の子を見る。
《キィィン!!》
壱也)「あ……!」
監督?)「春日ぁ!何やってんだ!」
春日君は打たれてしまい、監督らしき人に怒られていた。
それから、暫く見てると練習は終わったようだ。
最初のコメントを投稿しよう!