記憶

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なんだろ…いきなり呼び出しとか… [そこ座れ] 『………?!』 生徒指導室…なんで? なんかしたっけ、あたし……。 [悪い話ではない、まぁ座れ] 『はぁ……』 [彼は、佳那汰くんは記憶喪失になってから1年で学校に来ている。] 『はい?!』 [君らの年齢は、高校1年だろ?だが、彼は2年と同じだ。わかったか?] 『……そうなんですか』 佳那汰…確かにあたしより1つ上だった。 そう考えると…やっぱりあの佳那汰はあの時の。 でも、記憶喪失って… あたしの事、忘れてれんじゃん… 約束も…
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