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それは、小さな小さな記憶から始まった…。
夢果は、夢を見ていた。
『佳那汰ー』
小さい頃よく行っていた公園で、【佳那汰】と一緒に遊んでいる夢…。
でも毎回、【佳那汰】が振り向く前に夢から目が覚めてしまう。
『歩美ぃ、佳那汰って、誰かなぁ?』
「またー?夢果、さっきからそればっかりぃ」
『だって、気になるんだもん』
佳那汰かぁ…
んとー誰だっけ???
ま、いっかぁ。
こんなんで何かがあると思わないし…
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