はじめに

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HIVに感染すると、得体の知れない病気になって、苦しみながら死に至る。 …そんな風に思っている人いませんか? 実は、HIVに感染したからって特殊な病気になる訳ではありません。   後で詳しく出ますが、HIVとは体の免疫細胞を壊すウイルスのことで、つまり病気から体を守る力が弱くなっていく訳です。 言うなれば、『病気に侵されやすい体になる』病気となります。   風邪をひきやすくなったり、腹を下しやすくなったり、あるいは治りが遅くなったり、合併症をおこしやすくなったりします。 しかし、逆に言えば初期症状はその程度のものです。 だからこそ、調べてみないとHIVは判らないのです。   熱が出て腹をくだした… 『風邪か、あるいはインフルエンザか?』 普通、そう考えますよね。 実際、その治療で治まりますし。   でも、症状は治まってもHIVは消えません。   AIDSとは、HIVがじわりじわりと体を弱らせた結果、通常ではならない病気を発病した状態をいいます。   潜伏期間は5年~10年と言われています。 その時、初めてHIVに気付いたのでは遅いのです。   さぁ!勇気を出して 『自分の体を知りませんか?』
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