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①性的感染
性交による感染では、性分泌液に接触する事が最大の原因です。
通常の性交では、女性は精液が膣粘膜に接触し、血液中にHIVが侵入する事で感染します。
男性は性交によって、亀頭に肉眼で見えない細かい傷ができ、そこに膣分泌液が接触し、血液中にHIVが侵入する事で感染します。
その為、性器同士を擦り合わせるような行為(俗にいう素股)でも、感染の恐れがあります。
また肛門性交では、腸粘膜に精液が接触する事で感染するとされています。
腸の粘膜は一層の為に薄く、HIVが侵入しやすい為、膣性交より感染リスクが高くなっています。
オーラルセックス(フェラチオやクンニ)の場合でも、口腔内に微小の傷が生じていることが多く、そこに性分泌液が接触する事で、感染する恐れがあります。
*精液はカウパー腺液(俗にいう我慢汁、先走り汁)を含み、性分泌液とは、精液と膣分泌液(俗にいう愛液)をまとめたものです。
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