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③母子感染
母親が感染していると、妊娠、出産、授乳を通して赤ちゃんに感染する恐れがあります。
胎内感染は、胎盤を通じ子宮内で胎児がHIVに感染します。
物理的な遮断ができない為、感染を回避する事が難しいですが、医療処置により血中のウイルス量を下げ、感染率を減らす方法がとられています。
出産時の感染は、子供が産まれてくる際、産道出血による血液を子供が浴びる事で起こります。
感染を避ける方法として、帝王切開を行い母親の血液を付着させない方法があり、効果を上げているとされています。
母子感染の経路として母乳による感染が報告されており、HIVに感染した母親の母乳を与えることは危険とされています。
この場合は、粉ミルクを利用する事で感染を回避できます。
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