第一章…裏の顔と裏仕事
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『リリー、来たぜ!』 俺は一声掛けて、奥の部屋に行った。 店の奥まった部屋… つまりは、リリーのいつもの仕事場、占い部屋に向かった。 『あら、待っていたわ♪名探偵♪』 中からはリリーの声がした。 かなりご機嫌みたいだな。 俺は部屋に入り、リリーから用件を聞く事にした。 『とりあえず、そこに掛けて頂戴、今回の依頼はねぇ………』
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