2⃣

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それからの記憶はない。 気が付いたら私は外にいて街の中をフラフラ歩いていた。 そこに゙─ガシ─゙急に腕を捕まれよろけて転んだ。 「あ、大丈夫?」 「…」 返事をしなかった。 「おい!」 「……」 「何で泣いてる…?」 「え?」 その声に反応してやっと顔を上げた。
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