3⃣

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それから30分ほど経った頃だろうか…彼、結城陸斗が走ってきた。 私は近くのカフェにいたので「わざわざ走ってくることなかったのに」と言い笑った。 「あ、早く会いたかったから」 「え?」 「あなたに。早く会いたかった」 ストレートな言葉にまたドキっとした。 「ありがとう」 なんだかそう言ってしまった。
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