第一章 しんや登場

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しんや「あいやー🎵そいやぁ~🎵ていやぁぁ~~🎵」   僕「お前は相変わらず意味不だな。」   学校が始まり一週間がたった頃には、僕達はこんな会話をする位まで仲良くなっていた。   僕は初日からこいつに目をつけていたが、何と話かけてきたのはシンヤの方からだった。   正直驚いた。 何にかって?           あいつの第一声に驚いたのだ。   し「おい!弁当食うぞー」   僕「えっ?う、うん…」   僕はアイツに流されるがままに一緒に弁当を食った。   シンヤは初対面の人間に対し、何のわだかまりもなく話かけてきた。   その頃は少し尊敬の気持ちもあったが、今となってはその欠片もない。  
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