第二章 しんやの歌声

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夏が過ぎ、秋が来た。 シンヤはワンシーズン事に新曲を出していて、僕はこの時を待ちに待っていた。  流石はシンヤだけあり、僕の期待を裏切る事なく新曲を出してくれた。   多分この曲がシンヤの曲の中で一番有名で、アイツの十八番でもあるだろう。   当時コマーシャルで爆発的人気を誇っていた曲。 そう「コッカ・コーラァ」だ。   しんや「スリー、テゥー、ワン、あいや!コッカ・コーラを飲もーおよ (ボンボンボンボン) コッカ・コーラァ、コッカ・コーラァ、みんなで揃ってコカ・コーラぁ、 (ボンボンボンボン) スカッ⤴とさ~わやか、コッカ・コォオーラァー!!!⤵」  衝撃が走った。 まさにシンヤの歌の集大成にふさわしいと感じた。   これからもシンヤの歌を聞き続けよう。  そう思わせる作品だった。   だかそれは現実にはならなかった。   何故かって?                その日を境にかな。  シンヤが全生徒からの「イジメ」の対象になったのは…
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