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第三章 俺は負けない
※ここからはシンヤ視点です。
俺「はぁ~。づかれだ!」
森野浦「会って第一声がそれかよ。」
俺「だりぃ!眠みぃ!腹減った!頭いてぇ!」
森野浦「ふぁっふぁっふぁっふぁっ笑」
つくづく森野浦は愉快な奴だな。
朝からこんなに爆笑するなんて(笑)
まっ、それは俺が面白いからかっ〓⤴⤴
俺等はこんな会話をしながら、いつものように教室に入った。
俺「コッカ・コーラを飲もぉおよ🎵」
俺はいつもと変わらぬノリで教室に入った。
みんなの反応もいつもと一緒だった。 だが一つだけ違う事が起こったのだ。
「ボコっ」
鈍い音と共に、俺の肩に激痛が走った。
とっさに警戒態勢に入り、後ろの人間を見た。
唖然とした。
相手は何と森野浦だった。
すぐに俺は言い返した。
俺「いっでぇ~(*_*)何だよ!」
森野浦「ふぁっふぁっふぁっ(笑)軽く殴っただけだろ~。第一お前顔に殴って下さいって書いてあるぞ。ふぁっふぁっふぁっ(笑)」
何とも訳のわからない言いぐさだと呆れて物も言えなかった。
俺「俺は大スターだぞ!?そんな事して許されると思っているのか!?すぐにしんや親衛隊を呼んでやるから覚悟しとけよ!」
俺にはパシリがいた。
その連中をまとめて「しんや親衛隊」と呼んでいた。
森野浦「しんや親衛隊ってまさかこいつらの事か?(笑)」
!!!っ!
何と親衛隊は俺を裏切り、森野浦と一緒に僕をからかって来たのだ。
親衛隊を失ってからと言うもの、人生が180度変わった。
歌を歌えば笑われ、何もしてないのに殴られ、パシられ…。
ちくしょー、ちくしょー!!!!!
森野浦「おい、しんや!唐揚げ200個かって来い!30秒以内な!はいヨーイドン!」
こんな感じで毎日パシラレていた。
だがしばらくするとそれが楽しくなって来た。
そう俺は「ドM」だったのだ。
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