第三章 俺は負けない

1/4
前へ
/96ページ
次へ

第三章 俺は負けない

※ここからはシンヤ視点です。     俺「はぁ~。づかれだ!」   森野浦「会って第一声がそれかよ。」 俺「だりぃ!眠みぃ!腹減った!頭いてぇ!」   森野浦「ふぁっふぁっふぁっふぁっ笑」  つくづく森野浦は愉快な奴だな。  朝からこんなに爆笑するなんて(笑)   まっ、それは俺が面白いからかっ〓⤴⤴   俺等はこんな会話をしながら、いつものように教室に入った。   俺「コッカ・コーラを飲もぉおよ🎵」   俺はいつもと変わらぬノリで教室に入った。  みんなの反応もいつもと一緒だった。 だが一つだけ違う事が起こったのだ。  「ボコっ」   鈍い音と共に、俺の肩に激痛が走った。  とっさに警戒態勢に入り、後ろの人間を見た。 唖然とした。     相手は何と森野浦だった。   すぐに俺は言い返した。   俺「いっでぇ~(*_*)何だよ!」  森野浦「ふぁっふぁっふぁっ(笑)軽く殴っただけだろ~。第一お前顔に殴って下さいって書いてあるぞ。ふぁっふぁっふぁっ(笑)」   何とも訳のわからない言いぐさだと呆れて物も言えなかった。   俺「俺は大スターだぞ!?そんな事して許されると思っているのか!?すぐにしんや親衛隊を呼んでやるから覚悟しとけよ!」   俺にはパシリがいた。 その連中をまとめて「しんや親衛隊」と呼んでいた。   森野浦「しんや親衛隊ってまさかこいつらの事か?(笑)」 !!!っ!   何と親衛隊は俺を裏切り、森野浦と一緒に僕をからかって来たのだ。   親衛隊を失ってからと言うもの、人生が180度変わった。 歌を歌えば笑われ、何もしてないのに殴られ、パシられ…。  ちくしょー、ちくしょー!!!!!   森野浦「おい、しんや!唐揚げ200個かって来い!30秒以内な!はいヨーイドン!」   こんな感じで毎日パシラレていた。   だがしばらくするとそれが楽しくなって来た。   そう俺は「ドM」だったのだ。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加