第三章 俺は負けない

2/4
前へ
/96ページ
次へ
森野浦「ようシンヤ~!(いきなり中段前ゲリ)」   俺「はふっ!止めろ!止めろ!止めろ!」 森野浦「止めろは一回でいい!(中段回し蹴り)」   俺「はふふっ!止めろ!止めろ!止めろ!」   森野浦「ふぁっふぁっふぁっ(笑)何故に止めろ三回言うんだしヾ(≧∇≦*)ゝ」   俺「もう良いがら!もう良いがら!づがれだぁ!もう帰る!」   森野浦「俺から逃げられると思ってんのか?(上段づき)」  俺「あいや~!!」   あれから二年がたった。今となってはすっかり中学最高学年だ。   今でも森野浦とは仲がいい。 昔とは違うコミュニケーションの取り方だが、仲が良い。 俺が自分のいえに唯一入れた友達はあいつだけだ。   多少乱暴な所もあるけど、あいつはいい人間だと思う。   入学式の日に目をつけた俺の目に狂いはなかった。     俺も森野浦も中学校では野球部に入り、森野浦はエースで四番でキャプテン、更に三年になったら勉強も出来た。   あいつはスター性抜群だ。  俺何か足下にも及ばない。   
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加