旅人の唄

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  世界の果てに 放てよ廻る さすらう 唄い人 たち 唄えば 舞い踊る 夢うつつな 灰色の旅人よ その閉じた眼が 硝子の様に輝く時 待ちきれない妖精と 日は再び綻び笑う 花は咲き乱れ 鮮やかな 息吹を 彩る 今 蝶と 小鳥が 華やかに 木々を飾り 流水が癒しの 音楽を奏でれば 旅人は答えを知り 手にした記憶を 見付けたなら どうか風と 共に辿る 歴史の 道標 を  
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