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「歓迎会をしますので、来てもらえますか??」
彼女から、声がかかった。
「はい、喜んで参加します。ありがとう。」
実は、僕はお酒が全く飲めない。
体質的に合わないのだ。
でも、飲み会には必ず参加する。
ま、足に使われる事が多いのだが。それもいいと、いつも思っていた。
「では、職場で待ち合わせしましょう。」
彼女が僕に言った。
あー、皆を乗せて行って欲しいんだな。と思った。
「分かりました、では、駐車場で。」
歓迎会の日まで、毎日彼女の仕事ぶりに、目が離せない。
僕に対しても、いつも、さりげなくフォローしてくれる。
なんか、心地が良い。
そして、いつも僕を立ててくれ、決して僕の前に出る事がない。
わざとか??
皆の気持ちを掴むためか??
色々考えてた。
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