~第一夜~

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相手の失態?っていう訳じゃないんだけど、そんなこんなで、あっと言う間に二日過ぎた。 「天満さん…。」 「ん?あっ、天満でいいから。んで、どうしたん?」 「あっあの!髪、結んでくれませんか!?」 「へっ!?」 なにやら、結んだことがないらしい。 「……ほい!完成♪」 「ありがとう!!」 男にこんな表現は合わないが、花が咲いたような笑顔だった。 「天満、桔梗、そろそろついた方がいいよ💦」 月夜が時間を教えてくれた。 “ついた方がいい”と言うのは、そろそろ店が開くからだ。 「おう、ありがとう。」 そうゆうと、月夜はまた慌ただしく駆けてった。
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