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「…えっと?」
廉が不思議そうに呟くと。
「あっ!悪ィ悪ィ!俺は九条 勇人<クジョウハヤト>って言うんだ!よろしくな!」
勇人はニコニコ笑いながら言った。
廉は嬉しそうに微笑み
「うん!よろしくね!」
と言った。
放課後
「はぁ~」
実はあれから休み時間のたびに女子が質問してくるので廉はくたくただった。
「よっ!お疲れさん!今から暇か?」
勇人が元気よく話し掛けてきた。
「うっうん。暇だよ?」
「そっか!んじゃちょっと来て?」
「?分かった。」
勇人についていくと、生徒会室に着いた。
「?」
廉が不思議そうにしていると勇人が「あっ今日からおまえ生徒会役員ね!」
と言った。
「へ~。分かった。」
「ってはぁぁああぁあぁあぁあぁあぁあ!?」
「なっななななんで?」
廉が聞くと
「へ?だって俺が気に入ったから?」
勇人が当然みたいな顔で言い、廉は若干放心状態になった。
「あぁっ!俺生徒会副会ちょーだもん」
「てな訳、取り敢えず入ろ?」
と言い、廉の腕を引いて生徒会室に入っていった。
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