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白馬の王子様
決まって物語のナイトは
ピンチになったお姫様を救ってくれる
強くて
優しくて
誰よりも姫を想ってくれる
そんなナイトに憧れて
赤い糸で結ばれる日を夢見ていたけど
大人になるにつれて
淡い期待は心の奥にしまった
現実と向き合えば
向き合う程
妥協もするし
悲しい恋ばかりで
傷つき過ぎたから…
…でも
やっぱり心の奥にしまった気持ちが
時々顔を見せて
映画の様な
物語の様な
恋愛小説の様な
甘い 甘い恋を待っている
運命の人に巡り逢える日を
秘そかに期待しながら
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