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「サックスは個人個人の技術が高いし、木5は……どうなんだろ。パーカッションは、松谷先生が居るからなぁ……。」
僕は優樹にこう言った。
木5というのは木管五重奏の略で、今、話に出ている木管五重奏はフルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットの5つの楽器からなる編成である。
この編成はかなりメジャーな物だが、木管なのに何故、ホルンが入るのかは僕には分からない。
パーカッションといえば、松谷先生が打楽器の奏者であり、専門的な教育を受けたことのある先生なので、松谷先生のレッスンで専門的なことを教わり、恐らく上手くなるだろうと予測される。
因みに松谷先生はパーカッションだけではなく、他のチームもレッスンしてくれるが、やっぱり専門的な打楽器は教え方ももっと明確だろうし、場合によっては、先生が直接楽器を叩いて教えてくれるだろう。
僕はそんなパーカッションが羨ましい。
金管も……、外部から来てくださる講師が居るけど、僕の楽器のトランペットの専門の先生ではない。
身近に目標に出来、その楽器の専門的なことを教えてくれる人が居るってことは……かなり羨ましい。
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