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急いで振り返った私は
私のすぐうしろにいたしぃと,
思い切り
目を合わせてしまった。
「うぉ?!
誰かと思ったら河島?!!
なんでお前が
こんなとこにいんだよ?!
さてはまた
俺を殴りに来たのか?!」
うるさい。
戦う気マンマンの体勢で
構えてるし。
早く済ませて帰ろ。
「私だって来たくて来たわけじゃ
ないわよ。
これ。
担任があんたにって」
私は封筒を渡すと
木村君に軽く挨拶して
しぃには見向きもせずに
歩きだした。
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