試合の遊び

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しばらく野球日が続き、僕はあまり来ない練習の日に来た。すると車で移動し始めた。 「え!?今日試合だったっけ?」 僕はそう思っていた。何故なら、その練習の日に移動するなど聞いていなかったからだ。 何故皆は試合に行くだけでそう思ったかと思うかもしれない。僕は、試合が大の苦手なのだ。理由は二つ。 一つ目 僕だけ背が大きいため、凄く目立つ。そのため、僕の行動が丸見えだからだ。 二つ目 目立つため、バットを振る所でピッチャーが僕に気を取られ、僕の方にボールが飛んでくる事が多いから。 そのため、僕は試合が大嫌いだった。僕は、 「これから試合に行くのか」とばかり思っていた。 だが、実際は違った。 実は、移動していた理由は遊ぶためだったのだ。遊びだったため、ピッチャーはコーチ。しかも、投げる距離はかなり近かった。明らかに当たっても痛くないような距離だった。しかも下投げだったため安心してできた。 僕は自分で言うのも何だが、僕は結構打つ力が強かった。当時、僕は運動神経はだめだったが力だけはあった。その時の守備はキャッチャーだった。守備中、僕は鼻血を出してしまった。僕は粘膜が弱い。(今もそうだ。 その後、僕の番が回ってきた。その時ボールはかなり飛んだ。その時から、チームで こたは、 「鼻血を出しながらホームランを打った」 という噂が流れた。
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