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「そうなの‥‥」 凛子さんはマスカラが溶けて目の回りはパンダみたいになって、口紅が滲んだ迫力のある顔を、さらにしかめた。 「じゃあ、ほかの子に頼んでみるわ」 「すみません。‥‥‥それより凛子さんヒゲ、やばいと思いますよ」 「あら、やだぁ!」 凛子さんはオカマだ。
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