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数日前、私達は連邦軍の体験型シュミレーション施設に体験学習に行った。
その時、全員が最新式の有人型戦闘用ロボット『アクア』のシュミレーション体験をしたのだ。
「楽しかったですが……?」
おどおどと言う私に学長はにっこりと笑顔を見せる。
「そうですか、それはよかったです」
「は……はい……」
「葛城君、単刀直入に言いますね。実は……」
私はその後の学長の言葉をあまりの衝撃を受けたため、ただただ呆然と聞いていた。
学長に言われた言葉……
連邦軍が君をアクアのパイロットとして迎え入れたいと言ってきたんだ。
これはお願いではないよ。
これは命令なんだ。君に拒否権はないんだ。
アクアのパイロット?私が?何で?どうして?
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