銀色のシャボン玉

2/2
前へ
/40ページ
次へ
君は歌をうたう 自分で適当に作った歌をうたう 今日の君はシャボン玉で 遊びながらうたっている 虹色のシャボン玉の中に 一つ 銀色のシャボン玉がひかっている 虹色のシャボン玉は その一つの 銀色のシャボン玉をきらい いじめて割ろうとする でも銀色のシャボン玉は強く なかなか割れない 一つの 虹色のシャボン玉は言う 「銀色のシャボン玉は とても強い… いじめるボクらの方が とても弱い…」 って そしてその虹色のシャボン玉が 魔法のように 銀色のシャボン玉に変わった それを合図に 他の虹色のシャボン玉も 銀色のシャボン玉に変わった 適当に曲をつけて 適当な気分で 適当にうたった 君のまわりの 虹色のシャボン玉が 銀色にひかりだした キラキラとてもきれいで 君のまわりが スポットライトをあてたみたいに ひかっていた だけど君は… 銀色のシャボン玉の中にいる 金色の天使だった
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加