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《俺なんかしたん?思い出したくないっ!なのになんで仁と山Pのキスシーンがでてくんの?もう嫌や!》
亮ちゃんはボロボロ涙を流しながらひたすら走った
《………もう…どうでもええー…結局俺はなんやったん?》
亮ちゃんは携帯を取り出して山Pにメールを送った
別れよう。
ピッ
《なんで山Pは俺に別れを告げなかったんや…泣かれたら困るからか?あんな場面みるんやったら早く別れを告げて欲しかったわ…》
亮ちゃんは家に帰った
鏡を見て驚いた
《めっちゃ不細工やん。目腫れてるし…はぁぁー…冷やさなあかんな…》
亮ちゃんは目を冷やしながら携帯を取った
《ははっ!あほや俺…山Pからメールくるはずないって分かってんのに何期待しとんねん。………でも、今日まで。今日まで山Pを好きでもええか?明日になったら忘れるから。思う存分泣かしてや…》
そう思って亮ちゃんは声を押し殺して朝まで泣いた
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