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(さて…どうしようかのぉ…とりあえず道具がいるな。)
近くにあった掃除用具入れの中から木の箒を取り出し、折る
(よし…先に屋上に行って待ち伏せするか)
そして…
「ここどこ…？」
迷ってしまっていた
(くそ！あいつら案内ぐらいちゃんとしとけや！！！)
ぶつぶつと文句を言いながらも適当な階段を上って行くとそれらしき扉があった
扉を開けて入って行くとすでに中にはクラスにいた不良達が10人程いて、一斉に入ってきた和を見た
そしてあのパンチパーマの男が出てきた
「よぉ来たのぉ三好。ワレに一つ聞きたいんじゃが…何か知らん棒を持っとるみたいじゃがワレはわし等のパシリになるんよのぉ？」
ニヤニヤと下品な笑みを浮かべながら近づいてくる
しかし、ゴンッという鈍い音と共に男は倒れた
それに馬乗りになり学ランの襟を掴むと何発も頭突きを喰らわした
突然のことに呆然とした顔で立ち尽くす不良達
パンチパーマの男に散々頭突きしてを和が立ち上がると不良達の１人が我に帰り叫ぶ
「カンちゃん！！」
どうやらパンチパーマの男はカンちゃんと呼ばれているらしい
「てめぇよくも！！！」
叫んだ男が向かってくる
しかし和も男に向かって走り、飛び蹴りを喰らわした
まともに喰らった男は一発でのびた
この一撃を合図に不良達は我に帰り、大乱闘が始まった
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