オペレーション1(ワン):ウィナー家の秘密

7/15
前へ
/45ページ
次へ
デュオ「そこまで言われて『はいそうですか』と引けるかよー!同じガンダムのパイロットの事を、OZが知ってて、俺たちが知らないってのはまずいんじゃねえのか?カトルに何かあったらどうするんだよー!!」 トロワ「とか言いながら、ただの好奇心ではないのかデュオ」 デュオ「……はは、当たり」 五飛「下らん! 女みたいにあれこれ詮索するなど」 デュオ「えぇ~っ、お前気になんないのぉ!?なぁヒイロ~、教えてくれよー!……あ、そう。言わない気か。だったらこっちで調べるさ、俺だってハックくらいできるんだからな!」 ヒイロ「OZのデータバンクからその情報は消しておいた。 探しても無駄だ」 デュオ「かぁ~っ!! そりゃねえぜ!!」 トロワ「それほどまずい情報なのか? 確かに俺たちの身元が判明するのは好ましくない。カトルなら尚更だろうが……」 ヒイロ「OZのデータバンクにあったのは、ガンダムパイロットとしてのカトルの事じゃない。ウィナー家に関してのものだ」 デュオ「なーんだ、それなら別に隠すことないじゃないか」 トロワ「それともウィナー家には、 何か隠さねばならない秘密でもあるのか……」 デュオ「カトル、そんな事一言も言ってなかったぜ?俺たちにも隠し事してるのか?」 五飛「詮索はよせと言っているだろう!」 デュオ「気になるんだからしょうがねーだろー。よーし……カトルに直接聞いてみようっと!!」 ヒイロ「デュオ!」 デュオ「な、なんだよ、マジな顔して。あー……、お前いつもそんな顔か」 ヒイロ「ウィナー家の現当主には娘がいる」 デュオ「あ?」
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

93人が本棚に入れています
本棚に追加