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カトル「デュオの言う通りだよ。ヒイロ」
ヒイロ「カトル」
トロワ「なぜ全員に同じ指令が送られたか。作戦の内容を見れば容易に想像がつく事だ。これは個人では任務遂行が難しい。となれば、同じ目的を持つガンダムパイロットが協力する事こそが、完璧な任務遂行の為に取るべき最善の手段だろう」
五飛「本来なら、ナタク以外の者と行動を共にするつもりはなかったが、この任務ではそれも仕方がない」
ヒイロ「トロワ、五飛……お前たちもか」
デュオ「よぉし! 全員集まったな! じゃ、とっとと始めようか!」
カトル「待って下さいデュオ。もっと、任務の内容を検討した方が良くはない?……正直に言うと、僕は少し自信がないんだ。本当に、僕にできるのだろうかって」
五飛「弱気になるな。俺たちは正しいのだ」
トロワ「そうだカトル。俺たちが力を合わせればうまくいく、そう言ったのはお前だろう」
カトル「うん……そうだったね」
デュオ「っへへ、そーそ! そんなに難しく考える事はねぇって。やってみりゃあ、どうって事ないんだからさ」
ヒイロ「……勝手に話を進めているようだが、俺は協力するとは言ってないぞ」
五飛「強情な奴だな」
ヒイロ「お前には言われたくない」
デュオ「ヒーイーロ。お前分かってるかあ?俺たちに失敗は許されないんだぜ」
ヒイロ「失敗するつもりはない」
デュオ「おぉ~そぉー!ふ~ん?(少々馬鹿にするように)んじゃ、やってもらいましょうかぁ!!」
カトル「無茶だよヒイロ……!
たった一人でなんて!」
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