不足

5/5
前へ
/19ページ
次へ
蝉の鳴き声が相変わらず耳障りな日の事だ。私の友人が、興味本意に私に大学のとある場所を紹介してくれた。   その日のことは今でもはっきりと覚えている。『暑い、ダルい』と愚痴を垂れる私だったが、友人の言われるがままにそこに向かった。 その結果私は、"あいつ"に出逢った。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加