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聖なる雪がふる空を
貴方を思い
ずっと見上げてる
いったいどのくらい
待ってるのだろう
いったいどのくらい
待てばいいのだろう
いったいどのくらい
待ち続けるのだろう
貴方の声が聞きたくて
必死に耳をすましても
ただ雪の降る音が
私の耳に囁くばかり
貴方の姿が見たいから
必死に瞳を凝らしても
夜空に舞い散る雪ばかり
私の前に降り注ぐ
貴方のぬくもりに
触れたくて
必死に手を伸ばしても
冷たい雪が積もるだけ
頬に触れる雪達が
涙に触れて溶けてゆく…
もし私の声が聞こえたなら
雪に埋まったまま
動けずにいる私を
そっと抱き締めて…
貴方の愛の言葉で
凍りついた私の心を
溶かして…
そんな願いを胸に
降り積もる雪に小さく呟いた
…貴方に逢いたい…
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