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リーダーは里沙に防衛本部に向けてレベル4の警報を送らせた。
数分後防衛本部から敵ミサイルを迎撃成功の連絡が入った。
「なっ、涼。」
リーダーは僕の肩を笑顔で叩いた。
「やっぱりおまえのカンはすげーよ。」
何か…カンが当たった事よりこの人に認めてもらえていた事が嬉しく思えた。
「親父さん、本部だけじゃ一斉攻撃受けたらたまったもんじゃねーぞ…結界張った方が間違いねーだろ?」
結界…神様や大天使様などの実力者だけが使える技だ。
確かに各地にいる人たちが結界を張れば攻撃は防げる。
「わかった、すぐに天老院様と連絡を取ろう。」
神様は部屋の出口で立ち止まった。
レイさんだ…
「ただいま戻りました。」
レイさんは神様に頭を下げた。
「呼び戻してすまんな…しかし裕太の奴、ずいぶん頼もしくなったな。」
神様はレイさんと声を交わして会議室を後にした。
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