第一章

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ガブ(ふぅ~、着いた、ここがコボルト洞窟か…うっ、臭い) そこから匂って来たのは汗をかいてそのままにした服の匂い…いや、腹のうちから込み上げて来る臭さだった ガブ(んな所に人いんのかよ!) すると殺気みたいな、鋭い気迫が漂ってきた ガブ(誰だ!?) ……(俺は何もしてないのに…、オマエ達人間が…) ガブ(あいつがコボルト?) そこに現れたのは、犬が二足歩行した感じで頭と身体には布の帽子とマントで手に持ってのは槍みたいな武器だった。 コボルト(オマエも同じ目に会わしてやる!) ガブ(病んでる…、病んでるコボルトだ―!!?) 病んでるコボルト(ウヲヲヲ…!!) ガブ(くっ…!一旦逃げなきゃ!) あいにくコボルトは足が遅く、すぐに逃げれた。 ガブ(はぁはぁ!ここは?) どうやら、街外れの西に着いた見たいだ、そこには色んな職業の人達で賑わっていて、剣士に戦士、ランサーにアーチャー、魔法使いウィザードに狼男ウルフ、ビショップに天使、ネクロマンサーに悪魔がいる、そこから聞こえて来るのはエンヘイお願いします!ただそれだけだった。 ガブ(エンヘイ?エンヘイって何だ?) そこに切り蕪に座ってるウィザードが居たので尋ねる事にした。 ガブ(あの…ウィザードさん?ちょっとお尋ねしたいのですが、よろしいでしょうか?) ウィザード(はい、何ですか?)ガブ(エンヘイってどういう意味ですか?) ウィザード(エンヘイとはエンチャとヘイストが重なってるんだよ♪) ガブ(……へぇ?) ウィザード(・・・つまり、エンチャンとは攻撃と魔法攻撃が重なって相手に攻撃出来るんだよ、一定時間だけどね、ヘイストは魔法で足を早くしてくれるんだよ、因みにこれも一定時間しか持たないよ。) ガブ(成る程♪なんか凄そうですね。) ウィザード(試しに支援してあげようか?) ガブ(お願いします♪) すると身体にみなぎって来る様な力強いオーラ、足には羽が生えたかの様に軽い! ガブ(ありがとうございます♪) ウィザード(いえいえ、このまま北に行くと、オーガの住家があるから、そこの方がいいよ) ガブ(何から何までありがとうございます。) ウィザード(頑張ってね~)
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