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学校が終わったあとの放課後。
木村達は映画制作を進めやがては終わる。
「カット!」
監督担当で気分が良い木村が言った。
「どう?私の台本。いいできじゃない?」
自信満々に安藤が言う。
「バーカ。まだまだこれからだよ」
「うわ。感じ悪」
「今日はここまで。解散」
「メイク……疲れた」
メイク役担当の咲はため息をつく。
「え!?メイク疲れる!?一番楽な役だと思うけどな~」
木村は言う。
「疲れるわよ。『違う!』『あれはアーじゃなくてコーだ!』『全然駄目だ。やり直し』とか散々言ってくるのは誰だろうねぇ?あとが楽しみだねぇ木村君。フフフフフ」
「す、すまねぇ!」
冷や汗をかく木村は直ぐ様、逃げ出す。
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