第1章 メル友

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「なんかなぁ、 毎日おもんないねん。 あたし、ミヤコみたいに彼氏おらんし、 退屈やぁ…」 そう呟きながらあたしは、 飲みかけのミルクティを 一気に飲み干した。 甘い香りが口いっぱいに広がった。 あたしとミヤコは 同じ高校の同じクラス。 見た目が派手なあたし達は、 クラスが一緒になると同時に 親友になった。
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