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真っ白なドロップ
「あの白い星から回るよ」と言うやいなや流れ星はビューンとスピードをあげました。
お姫さまは髪とスカートを押さえながら必死です。
その星はお姫さまの星と同じくらいの大きさでしょうか。
白く見えたのはたくさんの白い鳩でした。
鳩たちは流れ星を見上げて仲良く合唱しています。
お姫さまは挨拶しました。
「はじめまして鳩さん。」
鳩は誰も答えてくれません。
「あ~やんなっちゃう。みんな仲良しなのはいいけど、知らない人には冷たいのね」
流れ星は言いました。
「そうだね。次の星に向かおうか」
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