2話
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目の前にはソシティアの本部 余り人が近寄らない所に小さな建物がある そして、その地下に大きな部屋が広がっている 百合音は地下にエレベーターで下りる 地上と違い綺麗で白で統一されている 足を踏み入れた場所は 鉄の臭いと、薬品の匂いが鼻に付く そして、周りを気にせず頭に被っていた帽子を更に深く被り 歩き出す 目の前にいた人は、道を開ける 百合音の前には『オーナー』と書かれた部屋に入る
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