薬指には

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「ねぇ…。キミはまだ俺の事好き?」 突然の質問に私は困ってしまった。 『..ッな、なんでイキナリそんなコト聞くの?』 「ししッ。いけないの? 今聞きたいカラ聞いたんだけど。」 『うッ…ιそ、そぉだけどさっ…。 う、うぅんと……あっ!! ベルは..さ! ウチの事まだ好きでいてくれてるの? 先に聞きたいなぁ… なんてι…』 「……オレは、まだ好きだけど…。」 ………。 答えるの早ッッ! 素直に面と向かって言うとなると恥かしいょ…//// やっぱ答えなきゃいけないよね…。 「紀子は? オレの事好きなの? …ッてさっきも聞いたよね?」 『うッ……。 あ、あたたしは、ま、まだベベ、ベルの事す、すk「好き?」き……ッて! ベベ、ベルが言ってどぉすんのよッッ! あ、あたしの答えになってないじゃん!』 「しししッ、だってそんなにカミすぎてて言えるわけないじゃん。 こんな事してたら明日になっちゃうし。 その前にオレ待てない。 だってオレ…王子だもん。」 『…ッ。 だって……、ウチ素直じゃないし、面と向かって言えないのなんてベル知ってるじゃん… …ベルはいいよ? 素直だから、スグにすk「バカ。」…!』 いきなり言葉を遮られたかと思うとベルが抱き寄せて来た。 「バカ。 オレ王子だけど、紀子に好きっていうのどれだけ苦労したか分かってるの? 聞かれてスグに答えちゃったケド、恥ずかしいドキドキしたんだから……、勇気もいるし大変なんだから…。 ッ王子にこんな事言わせんなよ!!////」 ……。 知らなかった… 好きと言うのにベルがこんな事思ってたなんて…… 『…あ、あの…ベル、ゴメンね…? ま、まだあたし言ってなかったよね、あたしの口から…… ベル、あたしもベルの事好き。大好き。 一生そばに居たい。 あたし素直じゃないから、上手に言えないけど…、文章変だけど、好きな気持ちは変わらな「……。」..ッん!』
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