悲・恋歌

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悲・恋歌

淡い期待と限りない絶望を胸に 僕は君に恋を歌う 君にしか聞こえないような声で 遥かまで響くような言葉を 捧げる旋律で 鮮やかな色彩を音色に巻きつけ 芳潤な薫りを言葉に乗せる 例え通じ合うことが出来なくても 僕が君に恋している事実にかわりはない 例え否定されても だ それこそ真実 だからこそ安心して僕の恋歌を聞いてくれ 君に捧げる歌だから
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