37人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
26才、国際結婚の果て
離婚した。
帰国してから
若い頃してたキャバクラで再び働く事にした。
とりあえず売れっ子だった。
・
歌舞伎町のホストに
通い、
有名なホストと遊んで
自分のためだけに
お金を使って
綺麗になるための努力は
惜しまなかった。
・
だけど…
そのうち精神を病んできて安定剤を飲むようになった。
お酒と一緒に飲むと
ハイになれて気持ちよかった。
・
仕事も真面目にはできなくて
今までのハイクラスの店では 成績もでなくなって
ランクの落とした店に
移ることにした。
・
それからの私は
毎日飲んだくれて
薬の量もドンドン増えて
周りの友達も
止めてたけど隠れて飲んだ。
毎日毎日、その日が
楽しければよかった。
30歳まであと少しなのに。
好きな人はいなかった。
・
大人の男性に甘やかされて贅沢の限りを味わって
側にいるのは
エスコート上手なホストで
誰が一般人なんて!と
思ってた。
・
その時の私は浮かれてたの
何ものでもなかった。
そんな生活から抜け出す
つもりもない私は
いつもの仕事で薬を飲んで酔っぱらいながら
ある客についた。
・
最初のコメントを投稿しよう!