降と奈緒

18/48

2278人が本棚に入れています
本棚に追加
/170ページ
奈緒「…ハァ…泉のバカ… どこにいんだよ…」 俺は泉がいつも行ってる らしい古い建物についた 扉を開けると 誰もいなかった 俺は多分 まだ近くに いるだろうと思い 走って捜してる。 すると近くに バイクがたくさんあって その近くに小学生と中学生が 数十人集まっているのが 見えた。 その中に泉はいた。 …やっと見つけた 俺は泉に近づいていった。 すると… ?「…ッ兄貴!!」 奈緒「泉!」 泉が俺に気づいた。 そう、泉とは俺の弟だ 泉は俺の1つ下だから… この時はまだ小学5年生だ 泉は俺に近づいてきた 奈緒「泉…今日は帰って来いよ」 俺が言うと泉は悲しそうな 顔をした 泉「…ッ嫌だ!俺は…もう あんな家には帰りたくねぇ」 奈緒「泉…俺だって「…なぁ」 俺が話そうとしたら 1人の男の子が遮って 俺たちに近づいてきた。 見るからに少し幼く、 俺と同い年くらいだった。 だけどその子の瞳は 寂しさを感じるものだった 奈緒「…あんた誰?」    
/170ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2278人が本棚に入れています
本棚に追加