降と奈緒

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泉「…副総長…」 ?「ども。俺は輝雷。 この豹雷牙の副総長をしてる …アンタは?」 奈緒「…温井 奈緒。 泉の兄貴だ」 そう。この時俺はまだ 降と同じ"温井"という 名字だった。 この時はな…。 そしてこれが俺と輝雷との 出会いだった。 ちなみにこの時 輝雷は まだ副総長だった。 奈緒「1つ質問。」 輝雷「どーぞ?」 奈緒「この族?豹雷牙だっけ… 見るからに俺と同い年って いうか…小学生とか中学生 ばっかりなんだけど…?」 輝雷「当たり前じゃん。 この豹雷牙は 小学生と中学生しか入れない 族なんだから。」 そんなのあるんだ…? 始めて知った。 奈緒「じゃあ…このバイクは?」 俺たちがいる近くには バイクがたくさんあって… 流石に中学生でもバイクは 運転出来ねぇだろ…? 輝雷「こんなん普通だよ? ほとんど中2、3の人が 運転してるんだけどな…」 奈緒「…違法じゃん?」 輝雷「いーんだよ」 そう言いながら輝雷は笑った だけど輝雷の瞳はまだ 寂しそうな感じのままだった 泉「…兄貴…」    
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