降と奈緒

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――――― 奈緒「…ハァッ…ここだ…」 輝雷「…ハァッ…ここって…」 俺たちが来た場所、 そこは… 輝雷「普通の公園じゃん…?」 奈緒「チッチッチッ… …それが違うんですよっ」 俺は人差し指を振りながら答えた。 奈緒「こっち来て」 俺は輝雷を公園の奥に連れていった。 輝雷「おぉ…すげぇな」 そこには、大きな穴があって そこを通ると、ある1つの 部屋につく。 …いわゆる地下みたいなもの 奈緒「……友達と作った」 そう言う奈緒の顔はなんだか悲しそうだった。 輝雷「仲が良かったんだな」 奈緒「…………昔、な」 俺の言った友達は もちろん降のこと。 あーぁ。 何思い出してんだろ、俺。 そんな気分でいると、 向こうに人影が見えた 奈緒「…?…泉…?」 そこにいたのは泉だった …けど、 もう一人いた。 泉「…兄貴ッ!!なんで…」 …なんでいるんだ? ?「…もしかして…奈緒?」 なんで… なんで…? 輝雷「あれ?お前って 最近、姫虎に入ったっていう… 噂のヤツ?」 奈緒「……………降…」     
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