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―現在―
奈緒「―んで、
後日話し合ったあと、
俺と泉の親権は母さんに、
俺と泉は降と一緒に住んでんだ」
優姫「そういえばそんなことあったなぁ…」
輝雷「懐かしいな」
輝雷はハハッ と懐かしそうに笑った。
宝夜「…羨ましいな…」
未来「…何が?」
宝夜「だってよぉ!!!
男仲良し三人で一緒に暮らしてんだろぉ!!?
何だか毎日修学旅行みたいで…
いいなぁ…」
そこかよッ;;!!!
優姫「つか、青柳とその弟があたしのアパートに住んでんなら
一言くらい言えっての」
降・奈緒「すみません」
優姫「ま、二人が良いならあたしは何も言わねぇよ」
そう言った優姫の表情は
とても暖かい笑顔だった。
心曖「まぁ…二人の関係は
複雑な関係だけど今は仲良しってことだよね?」
奈緒「ヘヘッ…」
降「おかげさまで仲良くさせてもらってるよ。」
未来「何だか恋人同士みたいだね」
「「………ぅえ。」」
優姫と輝雷は吐き気がしたように、吐く真似をした。
・
宝夜「お前らにもそんな過去があったんだな…」
・・
輝雷「俺たちって…いろんな過去を持っているんだな」
…も?たち?
…宝夜と…輝雷も?
あたしは不思議に思った。
だけど口には出さなかった
コイツらにもあたしと同じような過去を持っているのかな…?
そう思うと…
なんだか悲しくなってきた。
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