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降「あの、さ。
矢倉のこと輝雷って呼んでも良いか?」
輝雷「!!!―もちろん!
じゃあ俺も ふ…降って呼んで良い?」
降「あぁ!輝雷…………
祭りだけだからな。俺が引くのは」
輝雷「;;お前…意外と積極的なんだな」
降「攻めて攻めて引く!
これは常識だ」
降はニカッと笑って言った。
輝雷「そんなこと聞いたことねぇぞ」
降「つか、本当に祭りで変なことすんなよ?」
輝雷「しねぇーよっ!!!しつけぇな!」
降「ハハッ、分かってるよ」
輝雷「このやろぅ…」
若干 殺意湧いたぞ?
降「ん?あっちはあっちで…
何だか盛り上がってんなぁ」
輝雷「…?何の話だろ?」
部屋につくと、
未来は顔が真っ赤で
宝夜と奈緒は凄くニコニコしていた。
…変な光景だ。
降「何の話してんだー?」
未来「…降っ!(照泣)」
……照れながら泣くな。;;
降「? おい、真っ赤だな。何の話してたんだ?」
奈緒「お前らこそ何話してたんだよ?」
―大体分かるけどね♪
と、思ってるのは奈緒だ。
降「言える話なら わざわざ違う部屋なんかに行かねぇよ。
ちょっとは考えろや、バカ」
宝夜「じゃあ、俺らも内緒だな」
輝雷「気になるなぁ…」
未来「気にしなくていいから!」
………まぁいいか。
・
輝雷「…どうせお前らも
恋とかについてのことだろ?」
誰にも 聞こえないような小さな声で言った。
…つもりだった。
・
奈緒「お前らもって?
じゃあお前らも恋の話?」
―ニヤッ
輝雷は妖しく笑った。
―かかった。
輝雷「フッ…お前らは恋の話してたのか。」
「「「///!!!!」」」
…顔を赤くしているのは未来だけです。
降「え…もしかして、
みら「わぁあぁぁあッ//!!!」
降は勘づいたのか、未来と言おうとしたら、
未来が大声を出しながら降の口を塞いだ。
…なるほど。未来の恋か。
……輝雷たちがそんな話をしているとき、
優姫と心曖は───…
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